お着物の種類について
2016/05/13
こんにちは! Muguet granの小川です☺ 本日はみなさんが知っているようで なかなか知らないお着物の種類についてお話しします✨ 『着物』と言っても種類がたくさんあるのは ご存じですか?? 和装には着物から小物に至るまで「格」があります。 TPOに合わせて着物を選ばなくてはいけません。 ⓵ 礼装着(第一礼装) 礼装着は特別な時や公的な儀式などに着るものです。 ★ 打掛…白無垢、色打掛など結婚式の花嫁衣裳 ★ 黒留袖…既婚女性の第一礼装。主に新郎新婦の母・親族が着用します。 決まりとして染め抜きの五つ紋、白の比翼仕立てにします。 ★ 本振袖…未婚女性の第一礼装。華麗な絵羽模様と長い袖が特徴です。袖が長いほど格が高くなります。 ★ 喪服…黒一色の五つ紋の着物です。 ⓶ 略礼装着(準礼装) 略礼装は礼装着に次ぐ格です。華やかさもあって入学式や結婚式の披露宴で用います。 ★ 色留袖…地色が黒以外の裾模様の着物。紋の数で格が変わります。 (五つ紋→第一礼装、三つ紋→着る機会が幅広くなります) ★ 訪問着…縫い目にまたがる模様のついた美しい着物。 最も幅広く活用できる着物ですがTPOに応じて柄ゆきを選ぶ必要があります。 ★ 振袖…未婚女性礼装着。本振袖よりも袖の短いもの。 ★ 色無地…地紋のある生地を黒以外に染めたもので、柄のない生地が特徴です。 紋の数で格が変わります。お茶会などには一つ紋を着用する。 ⓷ 外出着 ★ 付け下げ…訪問着に次ぐ格の着物。柄のつけ方を簡略化したもの。 ★ 小紋…全体に文様が繰り返されている型染の着物。お稽古、観劇、食事会などに向いています。 このほかにも、お着物の種類はたくさんあります!! TPOに合わせて着物を選びましょう(^^)/